今やキャッシュレスはブームとなりつつあります。しかもコロナ禍で現金のやりとりを嫌う人も増えているのが事実です。
7〜8年前まではキャッシュレスと言ったら大きなお店やチェーン店でしか使えないイメージがありましたが、今はスマホのアプリを使って簡単にキャッシュレスを導入することが可能になりました。
またスマホを使うことなく片手で楽に持ち歩ける小さな端末も普及されています。しかも僕のお店のような小さな個人事業主向けなので、売上規模が小さくても真面目に商売していれば審査は通過するのでご安心ください。
ここでは個人事業主がスイカやパスモを導入できるキャッシュレス決済システム2社を紹介します。
簡単シンプルに導入したいならばスクエアがオススメ!
面倒な操作とか必要なく、とにかく簡単に導入したいというならばSquare(スクエア)がオススメです。スクエアの端末は見た目もシンプルで余計なボタンなどもなく、初心者にはとっても使いやすいと思います。
スクエアの導入は無料で審査も通りやすい
スクエアは僕らのような個人事業主のためにできた決済システムといっても過言ではないと思います。それは比較的どんなに小さなお店でもどんな業種でも審査が通りやすいからです。ちなみの僕のお店は1日で審査が通過しました。
月額費用や固定費用などは一切かかりません。しかし審査が通過し導入するためにはカードリーダー(決済端末)を購入する必要があります。金額は7,980円(税込)となっております。
初期費用7,980円はかかりますが、導入に際しての手間をかなり省くことができます。手間=時間です。時間=金です。たった初期費用7,980円で簡単にキャッシュレスを導入できるならば、かなり安いものです。
ちなみに僕のお店はカードリーダー到着後30分以内でキャッシュレス決済できました。もしあなたが「簡単にそして即座に」キャッシュレス決済を導入するならばスクエアはオススメ1番ですね。
スクエアの手数料
スクエアでスイカやパスモで決済した場合手数料が発生します。これはどこの決済会社でも同じです。交通系電子マネーは業界最安値クラスの3.25%となっております。
ちなみにクレジットカードも(JCB3.95%を除く)同様に3.25%となっております。
具体的に言えば1万円の決済で395円の手数料、つまりあなたの銀行口座には9,605円振り込まれるわけです。
SUICA・PASMOなどの交通系電子マネー | 3.25% |
クレジットカード決済 | 3.25%(JCBのみ3.95%) |
QUICKPay 、iD決済 | 3.75% |
Square Terminalでより便利に
スクエアでは先に説明したカードリーダーの他に「Square Terminal(以下スクエアターミナル)」というスマホなしでも決済できる端末機があります。これがあればいちいちスマホやタブレットを持ち歩くことなく、Wi-Fi環境さえあればどこでも決済が可能になります。
もちろんクレジットカードだけでなく、スイカやパスモ、デビットカード、Apple Payにも対応してます。
さらにはカードリーダーにはないレシート発行が可能になります。スクエアターミナルもシンプルに作り上げられてますので、直感的に誰でも使える仕様になってるので、ちょっと機械が苦手な人でも問題なく決済できると思います。
しかしスクエアターミナルの端末も別売りなので購入する必要があり、金額は46,980円とやや高額です。
通常のカードリーダーの場合、スマホのアプリが必要になります。いくら小さなお店とはいえアルバイトを雇っているならば、あなたのプライベードで使用しているスマホを決済ときにいちいちアルバイトに渡して決済させるのは現実的ではありません。
そういう場合はやはり決済専用のタブレットを準備する必要があるでしょう。新品のiPadを購入するとならば最低でも4万円近くかかってしまいます。
そう考えればスクエアターミナル1台で済むならば初期投資46,980円は決して高いものではないと僕は思います。
完全に一人で運営しているお店ならば7,980円のカードリーダーとプライベートのスマホで事足りるかもしれませんが、飲食店などアルバイトを雇っているようならばスクエアターミナルを導入した方がスムーズです。
しかも飲食店ならば各テーブルで決済できるので、レジの混雑を緩和できるのです。現金のやりとりなくテーブルで決済。かなりスマートですよね。
スクエアの評判
スクエアに申し込んだら当日すぐに審査が通りました!すぐさまカードリーダーを購入し翌々日には到着。すぐにクレジットカード決済ができるようになりました。
(4.5 / 5)スクエアのカードリーダーを充電していたのですが、しばらく使う機会がなく車の中に1ヶ月ほど放置。突然クレジットカード決済を要求されおそるおそる電源を立ち上げましたがまだ充電が十分に残ってました。おかげで問題なく決済完了。意外と充電が長持ちしたのには驚きです。
(4.5 / 5)とにかく操作が簡単でした。スマホに金額打ち込んであとはスマホの画面の指示に従っていけばすぐに決済完了できます。あんなに小さいのにタッチ決済が出来たときは感動モノ。
(4 / 5)Bluetoothでスマホとつなげようと思ったけどなかなかつながらなかった。自分の環境のせいかもしれないが。お客さんを待たせてしまった。
(3.5 / 5)こういった機械が初心者でよくわからないことがあったのですが、サポートに電話して対応よくしてもらえたのが非常によかったです。
(4 / 5)とにかく安く導入したいならばAirPay
とにかく安くというか無料でスイカを導入したいならばAirPAY(以下エアペイ)をオススメします。エアペイは今申し込みをするとカードリーダー(通常2万円程度)が無料で手に入ります(1台のみ)。
スクエアに関してはカードリーダー代金7,980円が必要でしたがエアペイは期間限定でカードリーダーが0円です。ということは無料でスイカ決済が導入できるということです。
もちろんスイカだけではなく、他の交通系電子マネーをはじめApple Payやクレジットカード決済も可能です。
さらにエアペイQRを同時に申し込むことで(無料)、d払い・ PayPay・auPAY・LINE Pay・AlipayなどのQRコード決済も可能になります。そうエアペイは万能なのです。
iOSの端末が必要
しかし注意点がひとつあります。それはiOSの端末が必要とのことです。つまりあなたがiPhoneもしくはiPadを持っていなければエアペイでの決済ができないのです。Android端末のギャラクシーであったりエクスペリア、シャオミ、AQUOSではエアペイは使えないのです。
またiPhoneを持っていたとしてもプライベートと仕事で使い分けたいというならば別途新しくiPadなどを購入する必要が出てしまうのです。
もしあなたが余分なiPadやiPhoneを持っているようならば、エアペイに申し込むことで無料でスイカ決済ができるようになります。
エアペイの手数料
エアペイでスイカやPASMOなどの決済をした際も当然ながら決済手数料は発生します。交通系電子マネーは3.24%とこちらも業界最低水準です。スクエアと比較すると0.01%安い手数料です。1万円の決済ならば1円の差額です。
クレジットカードの手数料も3.24~3.74%です。日本でポピュラーなJCBは3.74%と高めの手数料となってますが、スクエアの3.95%に比べると0.21%低く、1万円の決済ならば21円の差額です。
これが正直な意見ではないでしょうか。毎月数千万円クレジット決済があるならば別ですが、100万円以内の決済ならばそれほど大きな差は感じないと思います。
SUICA・PASMOなどの交通系電子マネー | 3.24% |
クレジットカード決済 | 3.24%(JCBなど一部3.74%) |
QUICKPay 、iD決済 | 3.74% |
エアペイの評判
カードリーダーにリクルートのマークがあるのをお客さまが見つけて「安心」という言葉を何度か聞いたことがあります。
(3.5 / 5)カードリーダーが小さくズボンのポケットに入れて持ち歩けます。飲食店で配達が多いので、配達先でSUICAで決済できるのでお客さまも喜んでました。
(4.5 / 5)ボタンがいろいろついているが基本数字とチェックボタンしか使わないので見た目より操作は簡単でした。高校生のアルバイトでもすぐ覚えて決済できます。
(4 / 5)決済するときにiPhoneからエアペイアプリを立ち上げるときいちいちパスワードを入れるのが面倒。以前パスワードを忘れてしまって決済できなかったことがあった。
(2.5 / 5)私の入力不備の原因もあったのですが審査通過するのに2ヶ月かかってしまいました。不備があるならあるでもっと頻繁に連絡がほしかったです。自分も悪いのですが。。。
(3 / 5)決済完了後、お店の銀行口座に入金されるのが遅いです。半月から下手すると1ヶ月近くかかってしまうことがありました。できれば翌週には入金されてほしいです。あとiPhone(iPad)しか使えないのはやっぱ不便です。
(2.5 / 5)まとめ
小さな個人事業主がスイカやPASMOで決済するためのオススメの決済システムは以下の2つです。
- Square(スクエア)
- AirPAY(エアペイ)
もしあなたがiPhoneユーザーならばエアペイを選択した方が初期投資が少なくて済みます。しかしAndroidユーザーならばスクエアを選択した方が圧倒的に初期投資が安あがりです。あなたの今お使いのスマホ環境によって選ぶべきだと思います。
使い勝手に関しては双方遜色ないと思いますが、資金に余裕があるならばスクエアターミナルを購入することでより簡単に便利に決済できるので、特に飲食店にはスクエアターミナルの導入をオススメします。とりあえずスクエアから申し込んでみて、同時にスクエアターミナルを申し込むことができます。