筆者は個人事業主のSquare(スクエア)ユーザーであり、実店舗や配達時の決済に利用しています。その他にもAirPAY(エアペイ)とSTORES決済(ストアーズ決済)とも契約してます。
この3つのクレジットカード決済(キャッシュレス)を利用比較してきた中で、結果的に最も使っているのがスクエアでした。その最たる理由を7つにまとめました。
- とにかく審査から導入が早い
- 小さくシンプルでオシャレで安い
- オンラインビジネスでサイトが作れる
- オンライン決済ができる
- オンラインチェックアウトがマジ便利すぎ!
- フォトスタジオアプリが秀逸すぎ
- Squareターミナルを導入すれば最強!
詳細を以下に紹介したいと思います。
とにかく審査から導入が早い
スクエアの大きなメリットのひとつとして審査が早いということは声を大にしていいたいですね。ちなみに私はネットで申し込んで15分後には審査を通過してました。
かといって申し込み時にたくさんの情報を入力することはありません。
今すぐにでもキャッシュレス決済を導入したという故人事業主の方にはかなりオススメです。この時点でオンライン決済は可能になります。対面決済の場合はカードリーダーさえ購入すればすぐにキャッシュレス決済が可能になります。おそらく最速でしょう。
小さくシンプルでオシャレで安い
私が契約しているキャッシュレス決済システム3社(スクエア・エアペイ・ストアーズ決済)はカードリーダーとスマホ(タブレット)の専用アプリを使って決済するシステムです。
カードリーダーは充電式なので、配達先での決済やイベント販売などの移動販売の方には非常に相性がいいと思います。実際にはライブの物販などで使用されているようです。
その中でもスクエアのカードリーダー(決済端末)は3社の中で最も小さく薄く、シンプルでオシャレだと思います。
またエアペイやストアーズ決済のカードリーダーの価格は2万円ほどするのですが(キャンペーン中は1台無料)スクエアのカードリーダーの価格は7,980円と2社の半額以下です。
画像ご覧いただければわかると思いますが、スクエアのカードリーダーには表面にはボタンなどいっさいありません。エアペイやストアーズ決済のカードリーダーには数字などのボタンがあり、なんか見た目めんどくさそうなイメージがあります。
実際は暗証番号を打ってもらうことくらいにしか使わないのですが、なんとなく嫌な感じは否めません。
一方スクエアのカードリーダーは縁に小さな電源ボタンがあるだけです。非常にシンプルですよね。そして白を基調としたデザイン。見た目もオシャレですよね。オシャレ感を重要視するお店、例えば美容院やエステ、美容サロンなどにはぴったりです。
私のビジネスは多少オシャレ感も演出した方がいいビジネスということと、実際にお客さまのご自宅などの訪問先で決済することがほとんどなので、スクエアはぴったりでした。
オンラインビジネスでサイトが作れる
スクエアのメリットのひとつとしてあげられるのは「オンラインビジネス」というサービスであなたのお店の販売サイトが作れるということです。
すでに物販サイトを持っている方からすれば特に必要ないかもしれませんが、これからネットで物販をはじめようとする方には無料でできるのでオススメです。
多少パソコンの知識は必要かと思いますが、ワード・エクセルで会社の資料を作っているというレベルの人ならば難しくはないと思います。
物販サイトを作りお得意客にサイトのQRコードが掲載されたチラシを配れば、遠方の方でも気軽に購入できるのできっと喜ばれると思います。ネット販売したいけど業者に依頼するとお金かかるなあ。。。と思う人はぜひスクエアで物販サイトを作ってみてほしいと思います。しかも複数のサイト作成が可能です。
オンライン決済ができる
スクエアが優れているところが「オンライン決済」ができるということです。つまり対面でなくネット上での決済が可能ということです。
具体的にいうと、スクエアの管理画面で請求書を発行しお客さまのメールアドレスに請求書をメールで送り、受け取ったお客さまがクレジットカード情報を入力して決済するシステムです。
私はリアル店舗の他にもネットビジネスも立ち上げております。ネットビジネスでのクレジットカード決済はかつて佐川急便の代引きシステムを利用してました。
しかし佐川急便の代引きシステムにおいてのクレジットカード決済の手数料は4.1%以上でした。
一方スクエアのオンライン決済の場合は3.6%と佐川急便とは0.5%もの差があります。具体的に言えば10万円の決済で、佐川急便の手数料は4,100円に対し、スクエアは3,600円と500円もの差があります。
より売上規模が大きいビジネスならばこのたかが0.5%が大きな損失になるかもしれません。
たかが500円といえど、500円玉を側溝などに落としてしまい拾えない状況になったとしならば手痛い感はありますよね。
オンラインチェックアウトがマジ便利すぎ!
Squareのシステムは日々進化してます。先ほど紹介したオンラインビジネスでサイトが作れるようになったのも、当初にはなかったサービスです。
そしてこの「オンラインチェックアウト」のサービスもあとでできたものです。このオンラインチェックアウトがマジ便利すぎで感動ものです。どういうものが説明しますね。
オンラインチェックアウトとは
オンラインチェックアウトとは、簡単にいえばメールやLINE、TwitterなどのSNSアプリを利用して決済できるシステムです。具体的にどうするのか説明しますね。
スクエアの管理画面から「オンランチェックアウト」を選びます。
➕ボタンを押します。
リンクを作成するを押します。
支払いを受け付けるを押します。
商品名、金額を入力し「リンクを作成」を押します(必要ならば商品画像を入れることも可能です)。
リンクをコピーしてLINEやメールなどで送信すれば、そのリンク先から相手は決済可能になります。
QRコードも作成できるので、対面ならばそのQRコードを読み取ってもらえば決済可能になります。FacebookやTwitterなどにも直接送信できる便利な昨日がデフォルトであります。スマホで完了できるのでマジ便利です!
例えば公式LINEアカウントを持っているならば、このオンラインチェックアウト機能を使えば、顧客にすぐに購入できるリンク先を何1000人にでも送信することができるのです。メルマガマーケティングをしている方にもメールで一斉送信できるのでお客さまも買いやすいのではないでしょうか。
これは私の例なのですが、つい最近クレジットカード決済をご希望されているお客さまへのお届け出、カードリーダーを持っていくのを忘れてしまって困ってしまいました。
そこで思い出したのがこのオンラインチェックアウト。上記のやり方でQRコードを作成し、私のスマホ画面に表示されたQRコードを読み取ってもらってご決済いただけました。少しお客さまのご面倒かけてしまいましたが、訪問先での決済でカードリーダーがなくておも決済できるのです。これってすごいですよね!
フォトスタジオアプリが秀逸すぎる
スクエアのフォトスタジオアプリはホント秀逸です!何がすごいか。
- 撮影した被写体の背景が自動で白抜きされる
- アプリで撮影してそのまますぐその商品を販売できる
ということです。このアプリで撮影すれば勝手に背景画像が白抜きされます。例えばこんな感じです。
そしてその後、無地のいろいろなバックグラウンドの背景を選んで保存できます。
そしてその画像に商品名・価格・説明を付け加えて商品リンクを作成することが可能なのです。これは先に説明した「オンラインチェックアウト」の機能と同じですね。
商品リンクをコピーしてメールあるいはLINEやメッセージアプリなどで送信すれば販売可能です。ただ注意するのが1点限りの販売ということです。同じ商品が複数なるのならば、オンラインビジネスで商品登録し、在庫数を入力することで管理できます。どちらにしてもかなり便利ですね。
Squareターミナルを導入すれば最強!
スクエアにはカードリーダーの他に「Squareターミナル」という優れた決済端末があります。スクエアターミナルは小型のスクエアカードリーダーではできないレシート発行が可能となります。
またiPhoneなどのスマホアプリを使用することなく、これ一台で完結できてしまうので、より簡単です。
この決済端末も持ち歩くことは可能ですが、ズボンのポケットに入れるということはできないので、店舗決済に向いているものです。
ただWi-Fi接続なので繋がっている環境ならばどこへでも持ち運んで決済することは可能です。例えば居酒屋の会計でお客さまのテーブルにこの端末を持っていって会計することも可能です。スマホのデザリング機能を使えば配達先やイベント出店などの決済も可能です。
もちろん電子マネーやタッチ決済も可能です。
ただネックなのが価格が46,980円と高価です。私のビジネスでは店舗外での決済が多いので、今のところ必要ないので導入はしておりませんが、飲食店など同じお店内でもあちこちで会計を求められる、または回転率をよくするためにスピードを求められるならば、スクエアターミナルはあなたのビジネスを高回転させるために大きく役立つことでしょう。
飲食店などはお会計業務も多いですよね。お客さま側からみれば、お会計でならんで待つのは結構ストレスです。お会計している間に酔っ払った仲間たちが次にどこの店に行くかなど不安になってしまいます。
このようなお客さまの悩みを解決するのがこのスクエアターミナルです。スクエアを契約して、後から必要になったら導入することも可能なので今すぐ必要かわからなければとりあえず、購入は見送ればいいと思います。
スクエアのデメリット
スクエアにもデメリットがあります。デメリットをまとめてみました。
- JCBの手数料が3.95%と最も高い
- QR決済が使えない
- 一括払いしかできない
- 知名度があまりない
JCBの手数料が3.95%と高い
スクエアのJCBカードの決済手数料は3.95%と他社の3.74%に比べ最も高く、差が2.1%もあります。
具体的金額にすると、10万円の決済でスクエアだと3950円の手数料がエアペイやストアーズ決済だと3740円と210円の差がでるということです。たった210円と思う方もいらっしゃると思いますが、積み重なると結構大きな痛手になる可能性があります。
ちなみに私はせこいので、JCBカードを出されたらスクエアでなく、エアペイまたはストアーズ決済の端末をポケットから抜き出します(苦笑)。
QR決済が使えない
スクエアはQR決済ができないのもデメリットとなります。とはいえども私は単独でPayPayとauPAY、d払いに申し込んでいるので全く問題ないです。ただカードリーダー1台で解決したい方にはエアペイがオススメですね。
しかし手数料はPayPayなど単独で申し込んでいる方が実は手数料は安いのです。
エアペイのカードリーダーははPayPayもauPAYの決済は対応可能です。共に手数料は3.24%です。しかPayPay、auPAYを単独で申し込んでいるならば、PayPayは1.98%、auPAYは2.6%の手数料とおとくになります。
単独で申し込みとはどういうことかというと、エアペイとは別に、PayPayやauPAYのサイトに直接申し込むということです。
審査が通過すればあなたのお店独自のQRコードのシールなどがついたキットが届きます。そのQRコードを読み取ってもらい決済していただくと手数料はエアペイよりは安くすむのです。
もちろん私はせこいのでPayPay、auPAYさらにd払いも単独で申し込んで私のお店の独自のQRコードをいただいてます。
一括払いしかできない
スクエアでは決済時に分割払いの指定ができません。お客さまの中にはとくに高額商品の決済には分割支払いを求められることも少なくないです。スクエアではこれができないのがデメリットですね。
しかしほとんどのクレジットカード会社は決済後、ネット上で分割支払いやリボ払いに変更することが可能です。ただお客さまに手を煩わせてしまうのはでデメリットですね。
知名度があまりない
スクエアという名前を聞いておそらく多くの人がドラクエ・ファイナルファンタジーのスクエア・エニックスという会社を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし全く関係ありません。
スクエアというクレジットカード決済ブラン後は、エアペイのリクルートに比べると知名度では全く劣ります。ではスクエアという会社はどこが運営してるんでしょう?
答えはアメリカです。アメリカのTwitter社の創設者「ジャック・ドーシー」氏が作った会社です。Twitterを作った会社と知れば結構安心するのではないでしょうか。とはいえども実はクレジットカード決済の分野においてスクエアは大手なのです。
おそらく審査がすぐに通過することから、日本の個人事業主や中小企業がこぞって導入しているということかもしれません。
まとめ
スクエアの評判をまとめます。
スクエアのいい評判(メリット)
- スクエアは審査が通りやすく、すぐにでもキャッシュレスを導入したい人にはオススメ
- スクエアはシンプルで操作がしやすいので、オシャレを求めるお店ではぴったり
- 無料で物販サイトが作成できる
- オンラインで決済が可能
- 商品をすぐその場で写真を撮ってSNSを通じて販売が可能
- スクエアターミナルを購入すれば、スマホアプリなしで決済可能
スクエアの悪い評判(デメリット)
- JCBの手数料が最も高い(エアペイと併用すれば避けられる)
- QR決済が使えない。単独でPayPayやauPAYに申し込めば問題ない。
- 一括払いしかできない。しかしお客にご面倒をかけることになるが後から分割にすることはほとんどのクレジットカード会社では可能。
- スクエアの知名度があまりない。実はTwitterの創始者が作った会社と伝えればだいたいは信頼いただけます。
いかがだったでしょうか。私個人的にイチオシはSquare(スクエア)です。もちろん業態によってメリット・デメリットが異なるので一概にはスクエアが最強とは言えませんが、私のような従業員3名という規模のお店ではジャストかと思ってます。
ご参考になれば幸いです。