小さな個人店舗を運営しているあなたは、JMSというキャッシュレスサービスをご存知でしょうか。
いや、そんなことはありません。店の規模の大小問わず、というかむしろJMSは小さな個人経営のお店向けと言ってもいいと思います。
ちなみにJMSとは
JCB +三菱UFJニコス+UCが共同で出資して作った会社なのです。
これらの企業はVISAやMasterCardなどの海外の企業とは違い、日本の会社です。いざという問題が起きても日本の企業ならば安心して対応してくれそうです。
このJMSのキャッシュレス決済の中でももっともおすすめな端末が
VEGA3000です。
これ一つあれば、クレジットカード決済のほか、電子マネー決済も可能になる、個人事業う主にとってみればまさに魔法の神器と言っていいでしょう。
VEGA3000導入のメリット
わかりやすい端末デザイン
VEGA3000という端末は上の画像のようなデザインです。ガラケーとスマホが一体化したようなデザインですね(笑)。
画面のアイコンのアップ画像を見てみましょう。「クレジット」「電子マネー」「アリペイ」「WeChatPay」「電子マネー」などの項目が見えるでしょう。
これ直感的にわかりますよね。クレジットカード決済ならばクレジットボタンを、Suica、PASMOなどの決済ならば電子マネーボタンを押せばよいと直感的に感じるはずです。これってとてもわかりやすい設計ですよね。
このわかりやすさが大きなメリットと言えます。しかもカラーなので見やすい。スマホを使ったことがないお年寄りなどが使えるかとなればもちろん難しいでしょう。しかし今や中学生(いや小学生かも)はおろか60過ぎた初老の方でもスマホを使いこなしている時代です。
はじめてアルバイトする高校生でも少しの研修で使うことができるようになるでしょう。それはあなたの決済業務を著しく緩和させてくれるはずです。
店外でも利用が可能
あなたが過去クレジットカード決済したことがあるならば、だいたいの場合店員さんがお店のレジ横にあるごっつい機械にあなたのクレジットカードを差し込んで、難しい顔をしてなんやら打ち込んで、機械から出てきた紙にサインしてその複写をもらうというイメージがありませんか?僕だけですかね?(苦笑)
ところがこのVEGA3000は持ち出し可能です。電源は充電式なので持ち歩き可能です。しかし弱点もあります。それはWi-Fi環境が必要ということです。
例えばあなたのお店がイオンなどのショッピングセンターに出店する際は、ショッピングセンターのフリーWi-Fiを使って利用できます。またフリマ市場のような場所の場合、ポケットWi-Fiなどが必要になります。
しかしあなたの持っているスマホのデザリング機能を使うことでも利用可能になります。デザリングはどこの携帯キャリアも有料サービス(月数百円程度)で利用できるのでそれを利用する選択肢もあります(ちなみに僕はデザリング使いまくってます)。
あなたがキッチンカーで美味しいカレーを販売している、人気のケバブ店、行列ができるたこ焼き屋など運営しているならばキャシュレス決済をVEGA3000でカッコよく決済することで回転が早くなりより多くのお客さまからの「おいしかった」という声が聞こえるのではないでしょうか。
プリンタ内蔵
VEGA3000はこの端末自体にプリンタが内蔵されてます。VEGA3000の大きさは長さ160mm、幅78mmです。ちなみに僕が持ってるiPhone12Proは長さ約150mm、幅約70mmなので、iPhone12とほぼほぼ変わらない大きさにもかかわらずプリンタが内蔵されているとはかなりマシーンのパフォーマンスに優れていると思います。
ちなみに僕のビジネスでも利用しているSquare(スクエア)やAirPAY(エアペイ)の端末はタバコケースよりも小さい大きさでズボンのポケットに入れても邪魔にならないほどで重宝していますが、やはり大きな難点はプリントして紙でお客さまにレシートをお渡しすることができないということです。
SquareやAirPAYの端末はレシートは出ませんが、代わりにスマホにショートメッセージでクレカ決済の明細を送ることができます。まあ役割としてはレシートと全く変わらないとは思うのですが、僕が今まで決済してきた感覚ではお客さまにとってみると、紙で残るレシートがあった方が安心のようです。
SquareやAirPAYも別途専用のプリンタを購入することでレシート発行が可能ですが購入するとなると4万円近くの経費がかかり、端末の他にプリンタも持ち歩かなければならないので、配達業務などでは面倒です。
そう考えるとVEGA3000はプリンタ一体型なので持ち歩きに面倒ではありませんし紙のレシートが出るということでお客さまの満足度もあがり、ネットであなたのお店の評価の星の数が3つから4つに増えるかもしれません。
VEGA3000は現在無料で導入可能です。これまでこの記事を読んでいただいた賢明なあなたならば、VEGA3000を持っていて損はないのはわかりますよね。
中国系のキャッシュレスが可能
この記事を書いている現在(2020年12月)でこそコロナの関係で中国人観光客は激減していますが、これまでは日本において中国人観光客相手のビジネスは、売上のシェアとして大きなものとなっている個人事業主も少なくなかったと思います。
日本ではキャシュレス決済は先進国の中ではかなり遅れをとっています。こと中国においてはほとんどキャッシュレス決済が主流であり現金決済が少ないのです。
日本の現金主義を知る中国人観光客は日本円を持ち歩いていることでしょうが、本音はキャッシュレスでの決済を望んでると思います。
VEGA3000は画像にある通り、中国では主流のアリペイ・WeChatPAY・銀聯(ぎんれん)カードなどの決済が可能です。しかもそれぞれ専用のボタンが、見ればわかるように画面に配置されています。
2020年12月現在、コロナは増加傾向にありますがワクチンの開発も発表され1年以内には落ち着くのではないでしょうか(根拠はありません)。
もしコロナ騒動が収まれば、中国人観光客だけでなく欧米からの観光客も増えることでしょう。今まで我慢してきた鬱憤を晴らすように、日本行きの飛行機が毎便満席になるくらいの来日客があると僕は思います。
そうなるとやはりスマホやクレカで決済できるお店が有利になるのはあなたもわかりますよね?VEGA3000を導入しておけばなんら問題もなく、あなたのお店に中国人観光客がたくさん来店されようともVEGA3000でスムーズに回転よくさばけることでしょう。回転がよくなれば売り上げがあがるのは必須です。初期投資は0円なのでなんのリスクもありません。
VEGA3000のデメリット
次にVEGA3000のデメリットについても伝えたいと思います。私が感じるデメリットは以下の通りです。
- Wi-Fi環境がなければ使えない
- 端末がポケットに入らならいくらいの大きさ
- QR(バーコード)決済ができない
Wi-Fi環境がなければ使えない
VEGA3000を使うには通信環境が必要です。Square(スクエア)やAirPAY(エアペイ)のカードリーダーは基本的にスマホやタブレットありきの決済手段なのでBluetooth接続です。
しかしVEGA3000は独立した端末なので通信環境がなければ決済することができません。つまりWi-Fi環境が必要なのです。フリーWi-Fiがある場所ならば全く問題がありません。しかしWi-Fi環境が全く使えない場所では単なるおもちゃになってしまいます。
お店などならばルーターを購入することで問題解決しますが、屋外での使用は注意が必要です。
デザリング機能があれば解決できる
屋外でVEGA3000を使う場合、あなたのスマホにデザリング機能があればそれで解決できます。デザリングとは簡単に言えばスマホの通信機能を他の端末で使うことを許可するということです。
わかりづらいですかね。具体的にいうと、あなたはiPhoneを持っているとします。そしてiPadのWi-Fiモデルも持っています。当然iPadはWi-Fi環境がなければYouTubeも見れないしsafari でネットサーフィンもできません。
そこであなたの持っているiPhoneのデザリング機能を借りることでiPadでの通信ができるようになるのです。これと同じ原理でVEGA3000も通信できるようになり、決済が可能になるのです。iPhoneがWi-Fiルーターの代わりになると思っていいでしょう。
乱暴に言えばそうです(^^;)。しかし大体においてデザリングは各携帯キャリアで別途申し込む必要があります。ちなみに僕が使っているソフトバンクは月500円かかります。
端末がポケットに入らないくらいの大きさ
VEGA3000の端末は縦横においてはスマホと変わらない大きさですが、高さが7cm弱あるのでズボンのポケットに入れて持ち歩くというのが現実的ではありません。
なので蕎麦やラーメンなどの出前には向いていないと思います。ポケットには入らずとも持ち歩きに苦労はしないと思いますが、出前などなるべく身軽でいたいときはこのVEGA300はおすすめできません。
出前など身軽にキャッシュレスはおてがるPay
ちなみに身軽にキャシュレスを導入したいならばおすすめは「おてがるPay」です。おてがるPayはVEGA3000と同じくJMSのキャッシュレスサービスです。
VEGA3000導入した際の手数料
次にVEGA3000を導入した際の手数料をお伝えします。
3.24% | VSA、MasterCard、nanaco、Suica、PASMO、楽天edy、WAON |
3.74% | JCB、AMEX、Dinnersclub、Discover、quickpay、Apple Pay、Google Pay、id |
手数料に関しては他社とほぼほぼ変わらぬ手数料で業界最低ランクです。VASAやMasterCardという日本でもお馴染みの会以外ブランドのクレジットカード会社とnanacoやSuicaをはじめとする交通系電子マネーの手数料も3.24%と最安ランクです。
一方日本では最も有名なクレジットカードブランドであるJCBやApple Payなどは3.74%と若干高めですが他社とは同じパーセンテージなのでひけを取りません。
まとめ
これまでJMSのVEGA3000について紹介してきました。何と言ってもiPhoneなどの端末を必要とせず単独で決済できるVEGA3000は大きな魅力です。Wi-Fiもしくはデザリングが必要になりますが、もし環境が整うならば導入しておいて損はないでしょう。
しかも今現在(2021年3月)、なんと端末が無料なのです。台数に制限があるかどうかは定かではありませんが、すぐにでも申し込んでおいた方があなたのビジネスにとってお得になることでしょう。
しかし半年以上この端末を使って決済をしないと、別途端末代金を請求されるので、イタズラに申し込んではいけません。キャッシュレスを導入しビジネスを加速させたい、お客さまのご要望に応えたいという方にはオススメします。