PayPayやauPAYなどのバーコード決済ができるお店って今どんどん増えてますよね。しかしお店だけでなく歯医者などでもバーコード決済が可能な医院も増えてきているのです。だって当たり前ですよね。今や現金は「感染予防」として避けられる傾向にあるからです。
歯医者でオススメのバーコード(QRコード)決済
歯医者でオススメのバーコード決済は、PayPay、auPAY、d払いの3つは抑えておくべきだと思います。当然ご存知かと思いますが、それぞれソフトバンク、au、docomoという3大携帯キャリアが親会社だからです。
それぞれ独自のポイントを発行していて、それがバーコード決済に使えるからです。普段お店でしか使えないバーコード決済が歯医者で使うことができたらユーザーにとってみればかなり嬉しいことだと思います。
確かに最初は面倒かもしれません。でも申込み自体はだいたいどこも同じなので難しくはありませんでした。
ちなみに、個人事業主などにはそれぞれのお店(医院)ごとのQRコードが発行されます。このようなスタンドPOPツールが届くのでレジの前に3種類たてかけておくだけで十分です。小さいので場所をとらないので邪魔になりません。
ちなみに僕は小さな個人事業主ですが、最初PayPayしか導入しておらず、auユーザーやdocomoユーザーにとって全く得はなかったのですが、auPAY、d払いも導入したことで顧客満足度があがったようです。
最近では40%近いお客さまがバーコード決済をしていただけるので、お釣り銭の心配がなくなったことと、釣り銭の受け渡しミスが94%減ったのが一番のメリットだったと思います。
PayPayの詳細はこちらから | |
各社バーコード決済手数料の比較
バーコード決済の導入時期である2019年からは決済手数料を無料にすることで導入を促してきましたが、2021年からはそれぞれ手数料を取る予定になってます。詳細は以下をご参照ください。
PayPay手数料 | auPAY手数料 | d払い手数料 |
未定(2021年9月30日まで無料) | 3.25%(2021年7月31日まで無料) | 2.6%(2021年3月31日まで無料) |
d払いは3月いっぱいまで無料と期間が短いですが、その後は2.6%とauPAYよりは0.65%安い手数料になってます。PayPayは9月末日まで無料と最も長い無料期間ですが、その後の手数料は未定となってます。おそらく各社の動向を見ているものと思うので、2.6%に合わせてくるものと考えられます。
auPAYにしても今後手数料をあわせてくる可能性は十分にあります。各社今後の動向に注目ですね。
各社入金手数料と入金日の比較
次に各社の売上の銀行入金手数料と入金日を比較してみました。売り上げた日からのスパンが長いとキャッシュ・フローの面からみて厳しいので要チェックです。
PayPay入金手数料・入金日 | auPAY入金手数料・入金日 | d払い入金手数料・入金日 |
0円(都度入金は105円発生) | 0円(早期振込は別途金額が発生) | 0円 |
PayPay銀行は翌日入金 それ以外は月末締め翌月末入金 |
選択制:月1回(月末締め翌月末入金) 月2回(15日・月末締め翌月15日・月末入金) |
15日まで売上は月末入金 月末までの売上は翌月15日入金 |
ちょっとわかりづらいかもしれないので、詳細を説明します。
PayPayの入金手数料について
PayPayの場合は、入金先がPayPay銀行ならば売上がいくらであろうと翌日(土日祝含む)入金となります。それ以外の銀行の場合は、基本月末締めで翌月末の入金となります。また「都度入金制度」というものがあり、1万円以上の売上が蓄積された日の翌営業日に入金されるというシステムもあります。しかしこの場合105円の手数料が発生してしまいます。
auPAYの入金手数料について
auPAYの場合はどこの銀行であっても入金手数料は0円です。入金日は月1回と2回と選択が可能です。月1回の場合は毎月末締めで翌月末に入金されます。月2回の場合は1〜15日の売上が月末に、16日〜月末の売上が翌月15日に入金されるというシステムです。
d払いの入金手数料について
d払の場合はどこの銀行であっても入金手数料は0円です。入金日は月2回で1〜15日の売上は月末に入金、16日から末日までは翌月15日の入金となります。
どこのシステムも条件は違えど入金手数料は0円になります。最も早く手数料を安く入金させたいのならばPayPayを導入しPayPay銀行の口座を作るのがキャッシュ・フローからみて優位ではないでしょうか。
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歯医者でバーコード決済が必要な理由
これまで医療機関では大きい病院でないとなかなかクレジットカードなどを利用できませんでした。しかしながらバーコード決済の登場により、個人の医療機関、歯医者でも手軽に簡単に導入が可能となりました。
とくに歯医者などは矯正や差し歯、入れ歯の作成などには万単位のお金がかかります。これをバーコード決済にすることでポイントが貯まったりなどできれば、患者さんにとってもあなたの歯科医を選ぶ要素になり得ると思います。
もちろん技術が一番大切ではありますが、こういったサービスも歯科医には求められているのではないかと思います。今や歯医者は、10万人以上の都市ならば車で1kmも走れば3件以上もあるくらいの激戦となっているのではないでしょうか。
こういったキャッシュレスの導入での差別化も一つの手段かと思います。僕が行っている歯医者がまだキャッスレスを導入していないので希望を込めてこの記事を作成しました。
せめてPayPayもしくはauPAYだけでも導入してくれれば嬉しいですね。